tiny zoo日誌

cafe tiny zoo(カフェ タイニー・ズー)の のんびり日記 *お店に置いてある絵本の紹介や、日々のこと、 ごはんのことなど…




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ともだちはどんなにおい? :: 2011/09/10(Sat)

今日はまた、大好きな本の1つを紹介したいと思います。

工藤直子作、長新太絵の「ともだちは海のにおい」です。
もともと作画をされている長新太の絵や作品が大好きで(独特の絵も素敵だし、絵本などの作品もちょっと風変りで面白くて、とても魅力があるのです。この方の作品については、また追々。)、古書店で「あ、長新太だ」と思って手に取ったのが始まりでした。

ところが、何となくパラっと立ち読みしてみたらとても素敵な文章と挿絵で、もう立ち読みではいられなくなってそのままフラフラとレジに行ってしまいました。(こんなこと、年に何回もあるかどうか!)
それ以来ずっと大好きな作品で、何となく気持ちを休めたい時にこの本を取り出して読んでいます。

…さて、内容は?

タイトルからもわかるように、舞台は海です。
さびしいくらいに静かな静かな夜、空には銀の粉のような星がいちめん。
そんな夜に、「さびしいくらいしずかだと、コドクがすきなぼくでも、だれかとお茶を飲みたくなる」いるかと、「さびしいくらいしずかだと、コドクがすきなぼくでも、だれかとビールを飲みたくなる」くじらが海で出会い、お茶とビールでのんびりするところからお話は始まります。

ふたりはそれ以来ともだちになって、ことあるごとにお茶やビールを飲んで、日々の些細な出来事を報告し合ったり、お互いの趣味(いるかは体操、くじらは読書と詩作)を披露したり、人魚に会いに行ったり一緒に虹のそばまで泳いで行こうとしたり。

そんな仲のいいふたりの日常や日記、詩などが載ったふたりの記録のような本なのですが、何だかとてもホッとするのです。ふたりの付き合いも、それを見守る視点もとてもおおらかだからでしょうか?
いかにも、な暖かさやストレートさ、あけすけな感じは苦手なのですが、この本に出てくる2人は、感情を素直に出すけど全然わざとらしさを感じさせないところも好きなところです。読んでいると自分も素直な気持ちになれるし、日常にあるふとした美しさにも気付けるような気がします。

ちなみに、作者の工藤直子は、「鉄コン筋クリート」や「ピンポン」で知られる漫画家、松本大洋のお母さんだそうです。
松元大洋も大好きなのですが、あの感性はこうやって培われるのかな?と思って何だかびっくりしたと同時に、うらやましいような嬉しいような気持ちになりました。

こちらの本もtiny zooに置いてありますので、良かったらパラパラめくってみてください♪
きっと素敵な気持ちになれると思います…!

*工藤直子の作品で「ともだちは緑のにおい」という本もあり、こちらもおすすめです!


ともだちは海のにおい

テーマ:児童書 - ジャンル:本・雑誌

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