tiny zoo日誌

cafe tiny zoo(カフェ タイニー・ズー)の のんびり日記 *お店に置いてある絵本の紹介や、日々のこと、 ごはんのことなど…




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魔法の砂糖菓子 :: 2012/02/25(Sat)

今日は大好きな漫画のひとつ、萩岩睦美の「漫画の砂糖菓子」を紹介します。

魔法の砂糖菓子
「魔法の砂糖菓子」 萩岩睦美・作



萩岩睦美には「銀曜日のおとぎばなし」や「うさぎ月夜に星のふね」などの長編の代表作もあってそちらも素敵なのですが、あえてこちらの短編をおすすめします*

20年以上前、「りぼん」に掲載された時から好きで何十回も読んできた作品なので、もはやどこが好きなのか説明するのが難しいのですが… やってみます!

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マリーというの名前の美しい女性。
幼いころに両親を亡くし、そのあと養ってくれていたおばさんの家でいじめられてきたせいで、すっかり心が荒んでいます。

彼女はこれから領主のもとに嫁ぐことになっているのですが、その道中、心の荒んでしまった自分を嘆きながら
「まだ 純粋で むじゃきだったころに 見た夢
わたしの人生で 楽しかったのは あの時だけね」
と 幼いころに見た夢を思い出します。

それは、またおばさんにひどく叱られて家を飛び出した幼い日、かわいがっていた猫が勝手に飛び込んでしまった、ちょっと変わったお家のドアを開けるところから始まります。

ふしぎなおうち


そこにいたのは不思議な手品を見せてくれる青年…?
肺病を患っているマリーに、咳がやむ魔法の砂糖菓子を分けてくれます。

そしてそのふしぎな青年に連れていかれたのは、現実ではあり得ないことが次々に起こる不思議で楽しいファンタジーの世界。
実はその青年の正体は人間ではなかったのです。


あちらのせかい


そこでマリーは思いきり笑い、遊び、現実の世界では味わえなかった幸せな時間を過ごすのですが…

青年に言われていた約束を破ってしまったことから、現実の世界に引き戻されてしまいます。
あの青年も、猫もあちらの世界に行ったまま…

その後、あちらの世界には2度と行くことが出来ぬまま、あの時の思い出や青年の「人間の世界でもっともっと素敵なものにめぐりあって」ということばを支えに今日まで暮らして来ました。

そして結婚式を迎えた今日、「何も素敵なものなんてなかった」と思っていたマリーの元に、ついに素敵なことが起こります。(その内容は、読んでみてくださいね…!)

そして、幼い頃にかわいがっていたあの猫がおみやげをくわえて式に現れて…?
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ざっとストーリーを説明するとこんな風なのですが、ラストはシンプルなハッピーエンドではないかも知れません。
普通の少女漫画なら、もしかしたらもっと王道の終わり方があったかも知れませんが、でもこのラスト故に「ただの少女漫画」ではなく、本当に「どこかの国のおとぎ話」もしくは民話のような少し不条理な感じも含んでいて、少女漫画としてはちょっと異質で抜きんでた作品のような気がします。

そんなちょっと変わった作品なのですが、とってもかわいらしい絵や流れるようなお話の展開には妙な説得力があって、この方の創るふしぎな世界とお話にに魅了されてしまうんですよね。
萩岩睦美のふしぎな魅力の詰まった作品だと思います!


私たちは実際にこんな素敵な世界を旅することは叶いませんが、もし、マリーが見つけたように どこかにこんな世界への入り口があったなら…
そのくらいの夢は見てもいいのかなと思います。

こちらもtiny zooに置いてありますので、気になったら手に取ってみてくださいね♪

*画像はすべてクリックで拡大できます


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テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. まんが
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